宇佐美の台頭でかすむ欧州組 香川と長友にサポが“ダメ出し” 日刊ゲンダイ 6月13日(土)9時26分配信

11日に横浜で行われたキリンチャレンジカップでイラク代表を4-0と一蹴し、ハリルホジッチ体制で3連勝を飾ったサッカー日本代表。翌12日のスポーツ 紙は、前半5分に先制点をマークした本田圭佑(28=ACミラン)を1面で報じたが、ファンの間で立役者の一人として名前があがったのが、「背番号11」 をつけフル代表初先発を果たした宇佐美貴史(23=ガンバ大阪)だ。

鮮やかな個人技で攻撃を活性化すると、前半32分にはドリブル突破と絶妙アシストで岡崎慎司(29=マインツ)のゴールを演出。スタンドで観戦していた 元背番号「11」の“カズ”こと三浦知良(48=横浜FC)も「躍動してたね」と絶賛するなどファンの評価もうなぎ上り。W杯予選に向け大きな弾みになっ たが、宇佐美の台頭は代表にとっていいことばかりではないようだ。「背番号11」がイラク戦であまりにも輝きを放ちすぎたせいで、逆に評価をガクンと落し てしまったメンバーがいたからだ。

真っ先にやり玉にあがったのは、香川真司(26=ドルトムント)。宇佐美とともに後半21分に退くまでトップ下でプレイしたものの、槙野智章(28=浦 和レッズ)のアシストにつながったコーナーキック以外は精彩を欠いてしまった。ネット掲示板やSNSでは<肝心要の場面でトラップミス、判断ミス連発、ロ スト>とミスを指摘され、<宇佐美と香川比べたらドリブルのキレが全然違った><アジリティもスプリントも若手に負けとるやろ>などと、厳しい声が多数を 占めた。

もう一人、“劣化”が指摘されたのが、DF長友佑都(28=インテル)だ。宇佐美と同じ左サイドで精力的に走り続けた“ダイナモ”には、<がんばってる けど、クロス下手すぎ>という声や、<宇佐美は足元にビタッっと止まるけど同じようなパスを長友に出したらアカンぞ><宇佐美のせいで長友が走る下手くそ にしか見えない>という指摘も。宇佐美のプレイが華麗すぎたことで、ファンには長友が技術不足と映ってしまったようだ。

春先にバヒド・ハリルホジッチ代表監督(63)から体脂肪率の改善を要求された宇佐美は、Jリーグの試合中に全身けいれんを起こし、ほおもげっそり痩せこけるなど、ファンを心配させていたが、ようやくハリル監督の叱咤激励に報いる格好となった。

欧州のビッグクラブで活躍する香川と長友がイラク戦での“汚名”を返上するには、どこかで新エースを圧倒するパフォーマンスを見せる必要がありそうだ。

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