【J1展望】G大阪×甲府|ステージ首位を窺うホームチームが過去対戦3連勝中の相手を迎え撃つ

G大阪――絶好調の長沢がキーマンに。

J1リーグ・2ndステージ11節
ガンバ大阪 - ヴァンフォーレ甲府
9月10日(土)/19:00/市立吹田サッカースタジアム

ガンバ大阪
2ndステージ(10節終了時):4位 勝点26 6勝2分2敗 15得点・8失点
年間順位(27試合終了時):5位 勝点44 13勝5分9敗 37得点・28失点

【最新チーム事情】
●FW長沢が公式戦ここ5試合・5ゴールと絶好調。
●甲府戦は過去5試合で4勝1敗、3連勝中と相性が良い。
●ワールドカップ・アジア最終予選でA代表デビューした韓国代表オ・ジェソクはベンチスタートが濃厚。
●父が元中国代表の市立船橋高MF高宇洋(コウ・タカヒロ)、韓国ボイン高のDFペ・スンヨンの来季加入が内定。

【担当記者の視点】
最近5試合・5ゴールと絶好調の長沢が、今回もキーマンとなりそうだ。甲府には最近3連勝中と相性もよく、しっかり勝点3を収めて、第2ステージの首位を射程圏に捉えたいところ(首位交代もあり得る)。

ワールドカップ最終予選で韓国代表デビューを果たしたオ・ジェソクは、ベンチスタートが濃厚。守備固めをしたい際に大きな存在感を示してくれそうだ。一方、先発が予定される米倉はサイドを思い切って駆け上がり、甲府陣内を攻略したい。

今野は試合には臨める状態にはある。ただチームが好調をキープしていることもあり、ボランチの先発は井手口が予想される。もちろん、肉弾戦が予想されるだけに、今野先発も決してなくはないか。

甲府――大宮戦のような粘り強さを発揮し希望を見出したい。

J1リーグ・2ndステージ11節
ガンバ大阪 - ヴァンフォーレ甲府
9月10日(土)/19:00/吹田サッカースタジアム

ヴァンフォーレ甲府
2ndステージ成績(10節終了時):13位 勝点12 3勝3分4敗 10得点・16失点
年間成績(27試合終了時):15位 勝点27 6勝9分12敗 28得点・47失点

【最新チーム事情】
●新井が右膝を負傷し再離脱。3バックの左には津田が起用される見込み。
●天皇杯の大分戦で右太もも裏を傷めた橋爪は、8日から全体練習に復帰。今節でのスタメン出場が濃厚。
●守備面に重きを置いて、シャドーに田中を起用。ドゥドゥが1トップ回り、ダヴィはベンチスタートへ。
●今週から土屋が全体練習に復帰。

【担当記者の視点】
残留に向けて依然として厳しい立場ながら、ここ3戦無敗とムードは悪くない。前節の大宮戦では、後半アディショナルタイムに同点へ追いつく粘りを見せて勝点1を積み上げた。そのため、降格圏内(年間16位)の名古屋とは勝点7差をキープしている。

敵地でのG大阪戦では、その差を大幅に縮められないためにも、最低でも勝点1を積み上げたい。リーグ戦ここ5試合で4勝1分のG大阪から勝点を奪うのは至難の業だが、それでも、前節・大宮戦のような粘り強さを発揮し希望を見出したい。

ポイントは、いかに相手の攻撃を凌げるか。守備に多くの時間が割かれそうななか、堅守で相手を焦らしながら、上手くカウンターへと転じていきたい。

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