神戸が“阪神ダービー”シーズンダブル!!G大阪の連勝止める

[8.20 J1第2ステージ第9節 G大阪0-1神戸 吹田S]

ヴィッセル神戸が敵地でガンバ大阪を1-0で下した。神戸は5月以来、今季3度目の連勝を決めた。今季のG大阪との“阪神ダービー”は、3月の対戦(○2-1)に続き2連勝となった。G大阪の連勝は3でストップした。

前半からペースを掴んだのは神戸だった。前半14分にはCKの流れからMF中坂勇哉がドリブルで持ち込んでシュート。こぼれ球をDF岩波拓也が押し込むと、最後は左サイドにいたFWペドロ・ジュニオールが流し込み、先制に成功した。ペドロは2戦連続ゴールとなった。

1点ビハインドで折り返したG大阪は、後半からリオデジャネイロ五輪から帰ってきたDF藤春廣輝を投入。流れを引き戻しに行く。その藤春は投入直後の後半4分に左サイドからのクロスでチャンスメイクを図るなど、いきなり存在感を見せた。

しかし、この日のG大阪は決定力を欠く。象徴的だったのは後半18分、エリア内でMF今野泰幸がMF渡邉千真に倒されてPKを獲得。これをFWアデミウ ソンが狙うが、シュートはGKキム・スンギュの完ぺきなセーブに遭ってしまう。長谷川健太監督は、同21分にFW長沢駿、同42分にMF堂安律を投入する が、神戸に逃げ切られてしまった。

神戸はPKストップはもちろん、その他にも安定したセーブが光ったキム・スンギュの活躍が目立った。3戦ぶりの完封勝利に導いた韓国人守護神は「前から みんな頑張って守備をしてくれた。それがこの結果につながった。あのピンチ(PK)を防ぐことが出来れば、この試合は勝てるという感覚があった。そのあと のいいセーブにも繋がって、非常に良かった」と満足げに振り返った。

リンク元

Share Button