Ｇ大阪のリオ五輪代表ＤＦ藤春広輝（２７）、ＭＦ井手口陽介（１９）が、五輪後の初試合となる２０日の神戸戦（吹田Ｓ）でベンチスタートとなることが濃厚 となった。１９日、大阪府吹田市内で調整した藤春は「（大阪は）ブラジルより暑い…。ブラジルでは試合も夜だったので…」と日本の夏への適応に苦しんでい る模様。チームもふたりがチームを離れた間に３連勝中と好調のため、まずはベンチから出番をうかがうことになる。

リオ五輪では第２戦のコロンビア戦でオウンゴールをおかし、第３戦のスウェーデン戦では出番がなかった藤春。「今でも何でああなったのか、理由はわから ない」と語るように、精神的なショックは大きい。長谷川健太監督（５０）も、ふたりの状態について「（井手口）陽介はもう大丈夫。ハル（藤春）はまだもう 少し」と語っており、特に藤春のメンタル面を懸念。その中で指揮官は「ハルのスピードは途中からでも武器になる」と、途中出場で起用する考えも示した。

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