【G大阪】リオ代表・井手口、海外移籍希望「Jでは経験できない部分があった」

G大阪のU―23日本代表MF井手口陽介(19)が、1次リーグ敗退に終わったリオ五輪で感じた世界との差を埋めるため、近い将来の海外移籍を希望し た。「Jリーグでは経験できない部分があった。今のままでは無理やと思う。早く海外に行くに越したことはない。ここ(G大阪)で結果を残して、行きたい」 と素直な気持ちを語った。

リオ五輪は第2戦のコロンビア戦に先発し失点には絡んだが、鋭い出足からのボール奪取など持ち味を発揮した場面もあった。しかし、「やっぱりブラジルが すごかった」。リオ五輪開幕前、7月30日に親善試合で対戦したブラジルとの一戦で、衝撃を受けたという。「ブラジルはレベルが違った。みんな速いし、強 いし、うまい。その選手たちが(パスを)出したら絶対動いて、止まることがない。(攻守の)切り替えも速いし、うまい選手たちにあれをやられるとかなわな いと思った」と、サッカー王国のレベルの高さに戸惑いを隠せなかった。

「ブラジルは優勝すると思う」と、開催国悲願の五輪制覇も“予言”した19歳。それでも「(守備での)出足の部分とか、負けていないと思えるところも あった。課題はまだまだあるし、練習から意識していきたい。ブラジルの11番(ガブリエル・ジェズス=パルメイラス=)、9番(FWガブリエル・バルボ サ=サントス=)は同い年やし…」とライバル心ものぞかせた。

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