リオ五輪を終えた日本代表ＤＦ藤春広輝（２７）とＭＦ井手口陽介（１９）が１６日、所属するＧ大阪の練習に合流。２人は紅白戦にサブ組で出場するなどフルメニューを消化した。

藤春はオーバーエージ枠で五輪に出場したが、コロンビア戦（日本時間８日）で痛恨のオウンゴール。この日の練習後「ナイスゴールとか、（Ｇ大阪の）チー ムメートにイジられた」と苦笑いしたが、「ピッチのミスはピッチで返す。また代表に入ってリベンジしたい」とＡ代表での１８年ロシアＷ杯出場を見据えた。 また、同じコロンビア戦で相手に抜き去られ失点に絡んだ井手口も「悔しい。もっともっと高いレベルでやりたい気持ちが強くなった」と語った。

現役時代、日本代表がＷ杯初出場を目前で逃した９３年の「ドーハの悲劇」を経験したＧ大阪・長谷川健太監督（５０）は「あの時は『Ｊリーグで結果を残し て次のワールドカップに出るんだ』と気持ちを切り替えた」と振り返り、「２人には国際舞台を経験して大きくなってほしい。次の試合ではベンチには入って来 てもらわないと」と早速、目前のＪ１関西ダービー・神戸戦（２０日・吹田Ｓ）の戦力として期待を寄せた。

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