【J1展望】磐田×G大阪|小林のラストマッチ。自称「生意気なガキ」が輝くか
J1リーグ・2ndステージ8節
ジュビロ磐田×ガンバ大阪
8月13日(土)/19:00/エコパスタジアム
ガンバ大阪
2ndステージ成績(7節終了時):4位 勝点14 4勝2分1敗 11得点・6失点
年間成績(24試合終了時):5位 勝点38 11勝5分8敗 33得点・26失点
【最新チーム事情】
●今季初のリーグ戦3連勝なるか。
●練習で今野が右足首を捻挫も、強行出場の見込み。
●倉田は磐田戦、過去3戦2ゴール。
●遠藤はJ1通算100ゴールまで、あと1ゴールに迫る。第1ステージの磐田戦ではゴール。
【担当記者の視点】
前節は1勝1分5敗と苦手とする鳥栖をホームに迎えたなか、遠藤を第2ステージ初のボランチに据える4-4-2でスタート。オウンゴールで追いつき、90+2分に途中出場の長沢が決勝弾を叩き込んで連勝を飾った。
今節のシステムは、再び遠藤をトップ下に戻した4-2-3-1が濃厚。鳥栖戦はシュート5本に終わっており、攻撃が機能したとは言い難い。その意味でも、「シュートの形をいかに作るか」がひとつのポイントとなる。
今野がトレーニング中に右足首を負傷し、患部の状態に不安は残るがプレーはできる状態。倉田とボランチを組み、強行出場する見込みだ。2ボランチが攻撃面で機能すれば、課題の「シュート数増加」は改善されるはずだ。
直近の2試合は広島、鳥栖に勝利し、今季初の3連勝に迫るなど、チームの雰囲気は決して悪くない。一方の磐田は第2ステージ未勝利ながら、小林のラストマッチに花を添えるべく士気は高い。ホームの磐田戦では小林にゴールを決められており、小林への対応も見どころだ。
J1リーグ・2ndステージ8節
ジュビロ磐田×ガンバ大阪
8月13日(土)/19:00/エコパスタジアム
ジュビロ磐田
2ndステージ成績(7節終了時):16位 勝点4 0勝4分3敗 6得点・11失点
年間成績(24試合終了時):13位 勝点27 6勝9分9敗 27得点・34失点
【最新チーム事情】
●紅白戦での2トップはアダイウトンと森島。6節の柏戦で規律違反を犯したジェイは、前節に続いて欠場か。
●GKは怪我から復帰した八田が先発の見込み。カミンスキーも復帰間近。
●「来場者にTポイントがたまる」という企画の記者会見を9日に実施。Jリーグ初の試みで、対象は9節の鳥栖戦。磐田の勝利で100ポイント、磐田の選手が活躍すると多く付与される。
●8月12日に小林の欧州移籍が決定。
●名波監督は、G大阪戦のキャプテンに小林を指名。
【担当記者の視点】
最大の注目は、オランダ1部ヘーレンフェーンに完全移籍が決まった小林だ。今節がラストマッチとなり、試合後にはセレモニーも予定されている。前節のFC東京戦ではスーパーゴールを決めており、“置き土産”となる2試合連続ゴールで第2ステージ初勝利を呼び込みたい。
もっとも、チームは第2ステージ7戦未勝利だ。前節のFC東京戦は二度先行しながら追加点が奪えず、失速して逆転負けを喫するなど、ここのところ勝ち切れない試合が続く。
そのFC東京戦では、後半から4バックに変更し、守備のスライドの遅さを修正するなど、相手の強みや展開に応じて上手く対応できている。ただ、そこから主導権を握るまでに至らないのが課題だ。
ポイントはボランチ。今節は宮崎が出場停止で、川辺、山本がコンビを組みそうだ。前節以上に守備で粘り強さを発揮し、攻撃陣と効果的に絡めるか注目だ。 また、ジェイの出場は微妙で、前節同様、アダイウトンと森島の2トップが濃厚。森島は前節にシーズン初ゴールを決めて復調の兆しを見せる。
小林祐希コメント(※クラブを通じてコメント)
この度、SCヘーレンフェーンに移籍することになりました。20歳の夏にジュビロに来てから、丸4年が経ちました。試合になかなか絡めなかった時期が長 かったのですが、出会った多くのスタッフ、チームメイト、サポーターに支えられて、苦しい時期を乗り越えて来ることができました。
小林祐希という生意気なガキに温かく広い心で接してくれたスタッフ、チームメイトには、本当に感謝しています。そして、良い時も悪い時も常に応援してくれたサポーターの皆様にも、心から感謝しています。
もっと伝えたい事があるのですが、ダラダラと長い文になってしまうので、このくらいにしておきます!行ってきます!