G大阪 遠藤が五輪代表にエール「初戦は大事」経験基づいて強調

G大阪の元日本代表MF遠藤保仁がリオ五輪に臨むU―23日本代表にエールを送った。4日(日本時間5日)に初戦ナイジェリア戦を控える中、「短期決戦だから勝つのと負けるのでは違う」と初戦の重要性を強調。それは自身の経験に基づいていた。

06年ドイツ大会から3大会連続でW杯に出場した。ドイツW杯ではフィールドプレーヤーでは唯一出場機会を与えられなかったが、10年南アW杯と14年 ブラジルW杯では主軸としてけん引。10年W杯は初戦カメルーン戦で本田圭佑(ACミラン)の得点で1―0で勝利し、14年W杯はコートジボワールに逆転 負けを喫した。「やっぱり勝てばチームが明るくなった。元気になるか、ならないか」では残り2試合に臨む心構えが大きく変わったという。10年南アW杯で は2戦目オランダ、14年ブラジルW杯は同ギリシャとの対戦になったが「オランダに負けても…という気持ちの余裕があったし、ギリシャ戦はそういう(勝た ないといけない)雰囲気になった」と述懐。「グループリーグを勝ち抜くことが最大の目標」と話しつつも「初戦は大事」と3試合の中で最も重要な一戦と痛感 している。

遠藤自身は五輪の舞台に縁がなかったが、国際試合は歴代最高152キャップを誇る。百戦錬磨のベテランは地球の裏側から後輩たちの躍進を願った。

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