G大阪、痛すぎドローも奇跡起こす!残り3戦全勝で大逆転Vだ サンケイスポーツ 6月8日(月)7時0分配信
明治安田J1第1ステージ第15節(7日、G大阪0-0神戸、万博)1点が遠い。出場8戦連続の11発と“神戸キラー”だったG大阪のFW宇佐美は、シュート0本に封じられた。手にしたのは勝ち点1のみ。第1ステージ優勝が厳しくなる中、エースは必死に前を向いた。
「記録はいつか止まるもの。ここでリセットできてよかったんじゃないかな。年間を通して(の結果)もある。どの試合も落とさないように粘り強くいきたい」
勝利のために90分間走り続けた。しかし、8強入りを決めたアジア・チャンピオンズリーグを含め、12日間で4試合目。長谷川監督は「疲労のピークだっ た。もっと“阪神ダービー”というゲームをしないといけなかった」と悔いたが、大逆転Vを目指すために「最後まで諦めずに戦う」と声を絞り出した。
首位浦和とは勝ち点9差。今季無敗の浦和が残り2戦を連敗した上で、ガンバは残り3試合に全勝し、かつ現在9ある得失点差をひっくり返す必要がある。ほ ぼ絶望的な条件だが、昨季は最大勝ち点差14をはね返して頂点に立った主将のMF遠藤は「引き分けで悪いというより、また1歩前に前進できた。次は(勝ち 点)1を3に変えられるようにしたい」と力を込めた。
8日から日本代表合宿に向かう宇佐美は「ハードなスケジュールをむしろ受け入れないといけない」と口にした。まだ、誰も下を向く選手はいない。前進あるのみだ。