Ｇ大阪ＭＦ倉田秋（２７）が、次節福岡戦（１７日、ホーム）でのリベンジを誓った。１５日は大阪・吹田市内で非公開練習。前節１３日の大宮戦は先発したが前半４５分で途中交代となっており「あまり良くなかったことは自分でも分かっている」と反省した。

長谷川監督は倉田について「（大宮戦は）近いところ（範囲）しか見えていなかった」とダメ出ししたが、一方で「ボランチをやり込んでいくと、やり込んでいくなりに課題が見えてくる。１つずつクリアしていってくれれば」と期待感も示した。

倉田は今季途中から主戦場だったサイドハーフやトップ下から、下部組織時代に担っていたボランチを務めることが多くなった。元日本代表ＭＦ今野とダブルボランチを組み、さらに高みを目指している。「攻撃的なボランチになりたいけれど、こっちのリズムとちゃう（違う）時に（試合を）支配する力が欲しい。それができれば、欠かせない存在になれると思う」。海外の映像を見て、理想のボランチ像について研究も重ねている。

福岡戦は、リオ五輪代表のＤＦ藤春とＭＦ井手口にとって壮行試合にもなる。２７歳のボランチは「次はしっかり持ち味を出せるようにしたい」と意気込んだ。

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