【J1展望】大宮×G大阪|両サイドハーフの奮闘から目を離すな!

大宮――増加傾向にあるイージーミスを減らせないようだと…。

J1リーグ2ndステージ・3節
大宮アルディージャ – ガンバ大阪
7月13日(水)/19:00/NACK5スタジアム大宮

大宮アルディージャ
2ndステージ成績(2節終了時):7位 勝点4 1勝1分0敗 2得点・1失点
年間成績(19試合終了時):6位 勝点30 8勝6分5敗 19得点・19失点

【最新チーム事情】
●菊地と金澤は別メニューを入れながら調整。
●家長は引き続き離脱中。和田は対人練習にも復帰。
●清水が練習から好調さをアピールしている。

【担当記者の視点】
第2ステージの2試合を終えて、1勝1分。結果は悪くないが、ACL出場チームである今節のG大阪、次節の浦和との連戦で本当の力を問われる。

いずれも第1ステージでは敗れており、その次に対戦する新潟も同様に敗戦を喫している。躍進につなげるには、G大阪を破って勢いをつけることが重要だ。

第一に気を付けたいのは、ここ最近の試合で目立っているイージーミスを減らすこと。第1ステージ最終節の川崎戦では、ミスから先制点を献上。第2ステージに入ってからも、致命傷に至らなかったが、名古屋戦と磐田戦でミスが目立った。

G大阪は隙を見逃してくれない。ポゼッション率は上がってきているだけに、一つひとつのプレーを大切にするこことで、勝利を引き寄せたい。

G大阪――「三冠の時の感じに戻ってきた」(丹羽)と守備に一定の手応え。

J1リーグ2ndステージ・3節
大宮アルディージャ – ガンバ大阪
7月13日(水)/19:00/NACK5スタジアム大宮

ガンバ大阪
2ndステージ成績(2節終了時):3位 勝点6 2勝0分0敗 6得点・2失点
年間成績(19試合終了時):5位 勝点30 9勝3分7敗 28得点・22失点

【最新チーム事情】
●第2ステージは2連勝中。連戦でメンバー変更の可能性も。
●前節の仙台戦、途中出場から今季初ゴール含む2得点のパトリックが先発か
●大宮戦はリーグ戦4連勝中。今野は対大宮3戦連続ゴール中と好相性。
●遠藤はJ1通算100ゴールまで、あと1ゴール。

【担当記者の視点】
前節の仙台戦では、途中出場のパトリックが今季初ゴールを含む2ゴールと爆発し、3-1で連勝を飾った。「三冠の時の感じに戻ってきた」(丹羽)と守備に一定の手応えを掴んでおり、宇佐美移籍で心配された影響は今のところ小さく、チーム状態は上々だ。

「三冠の時の感じ」が戻った要因のひとつは、両サイドハーフの奮闘だろう。豊富な運動量をベースに、激しいアップダウンを繰り返して守備に貢献。ボールホ ルダーに素早く寄せてDFがラインを上げるのを助けているうえ、守備組織に綻びが生まれないように広範囲をカバーしている。

また、攻撃の起点となる倉田もキーマンのひとり。最近は続けてボランチで先発しており、その姿が板についてきた。「試合をもっと上手くコントロールしたい」と本人が口にするように、状況に応じてパスを捌き、上手くリズムを作れるかがポイントになる。

最前線は、前節2ゴールと復調の兆しが見えるパトリックが先発か。もっとも仙台戦と同様、アデミウソンを先発させ、切り札としてパトリックを投入する形も考えられる。

前者は足もとの技術に優れるだけに、周囲との呼吸が合ってくれば爆発の日も近い。後者は力強い突破と高さをこれまでも随所に発揮しており、引き続きゴールに絡むプレーが期待される。

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