浦和の優勝阻止も…キラー宇佐美不発、G大阪は“阪神ダービー”スコアレス ゲキサカ 6月7日(日)17時58分配信
[6.7 J1第1シテージ第15節 G大阪0-0神戸 万博]
ガンバ大阪対ヴィッセル神戸の「阪神ダービー」は0-0の引き分けに終わった。可能性のあった浦和の優勝は阻止したものの、手痛いドローとなってしまった。
第1ステージも残り3節(G大阪は残り4試合)と佳境を迎え、今節にも浦和の優勝が決まる可能性があった。対象チームは2位のG大阪で、浦和の優勝条件は浦和が勝利し、G大阪が敗れた場合のみとなっていた。
G大阪としては神戸キラーのFW宇佐美貴史に期待が集まっていた。宇佐美は公式戦の対神戸でこれまで11得点を記録。全8試合で得点するなど、驚異的な相性の良さを見せている。
しかしこの試合では、思うように攻撃が噛み合わない。前半20分には宇佐美のスルーパスにFWパトリックが反応。だがわずかに合わず、シュートまで持ち 込めない。スコアレスで折り返した後半2分には宇佐美が右サイドからクロスを送ると、左サイドにいたMF倉田秋がダイレクトボレーで合わせるが、シュート は枠上に外れてしまった。
スコアは終盤になってもなかなか動かない。G大阪はMF大森晃太郎、FW赤嶺真吾、FWリンスと攻撃的なカードを次々と切る。神戸もFWマルキーニョ ス、FW石津大介、そしてリーグ戦デビューとなったMF増山朝陽をピッチに送り込んで勝負に出る。しかし試合はこのままスコアレスで終了。G大阪としては 負けなかったことで浦和の今節での優勝は阻止したが、広島、FC東京にかわされ、4位に後退した。