宇佐美が再びドイツに挑戦 「ブンデスに戻れてうれしい」

G大阪は20日、日本代表FW宇佐美貴史がアウクスブルク(ドイツ)へ完全移籍することで、クラブ間合意に至ったと発表した。アウクスブルク側も同日、クラブ公式HP上で宇佐美の加入合意を発表。選手本人やシュテファン・ロイターGMによる歓迎の言葉を掲載している。

両クラブの発表によれば、宇佐美はアウクスブルクと4年契約。移籍金は公表されておらず、これからメディカルチェックを受け、正式加入の運びとなる。

G大阪下部組織出身の宇佐美は、2011年7月にG大阪からドイツの名門バイエルンに期限付き移籍したが、選手層の厚いバイエルンではほとんど出場機会 を得ることができず、1年でチームを去った。同選手はその後、同様に期限付き移籍でホッフェンハイムに移り、2012-13シーズン終了時にレンタル期間 を満了。クラブ側が期限延長オプションを行使しなかったため、ホッフェンハイムを退団していた。

再びブンデスへ挑戦することになった宇佐美は、アウクスブルクの公式HP上で「ブンデスリーガの動向は、日本からも追い続けてきました。アウクスブルクはここ数シーズンで大きな成長を遂げているチーム。ブンデスリーガに戻れてうれしい」と述べた。

ロイターGMはクラブ公式HP上で、「契約締結に至り、喜んでいる。というのも、宇佐美貴史はすでにブンデスリーガの経験があり、このところガンバ大阪 で非常に素晴らしい進化を遂げている若手選手だからだ。彼がそのクオリティでチームのさらなる助けになってくれると、我々は確信している」と、宇佐美を歓迎した。

なお、チームはこの日、新シーズンに向けたトレーニングを開始。しかしG大阪は、移籍前ラストゲームが25日のJ1ファーストステージ第17節の名古屋戦と発表しており、宇佐美の合流は6月末になる見通しだ。

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