【G大阪】U―23がJ3で連勝逃し、11位に後退

◆明治安田生命J3リーグ第13節 G大阪U―23 2―3 栃木(19日・吹田スタジアム)

J3に参加するG大阪U―23は、栃木に2―3と敗れて連勝を逃し、11位へと後退した。前半28分までに2失点する苦しい展開だったが、同33分に1 点を返すと、さらに同42分にも初瀬のCKをDF西野が頭で合わせて試合を振り出しに戻した。しかし後半40分、途中出場でFWのポジションに入った栃木のDF坂田に決勝点を許し、2―3で敗戦。西野は「こういった試合を勝ちきる強さを身につけていかないと」と悔しがった。

2アシストと結果を残した初瀬は、左サイドバック(SB)で先発して、後半26分からは右SBでもプレー。左右両足から精度の高いキックを誇る18歳 は、トップチームのレギュラーDF藤春が、リオ五輪のオーバーエージに選出されたこともあり「チャンスをつかめるかどうかは自分次第。ハル君(藤春)には 日本のために頑張ってほしい。でも(G大阪では)ライバルなので、(五輪で)いない間にチャンスをつかみたい」と意気込みを見せていた。

また栃木はこの勝利で2位に浮上。08年から5年間G大阪に在籍し、今季から栃木に加入したMF佐々木は「このスタジアム(吹田S)でプレーできてうれしかった。J2に上がれるように、どんな形でも勝利を続けていきたい」と語っていた。

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