明治安田Ｊ１第１ステージ第１６節（１８日、鳥栖２－１Ｇ大阪、ベアス）Ｇ大阪は鳥栖に１－２の逆転負け。Ｕ－２３（２３歳以下）日本代表候補のＭＦ井手 口陽介（１９）が結婚していたことと、第１子となる長女が誕生していたことを明らかにしたが、勝利で飾ることはできなかった。

「みんな『おめでとう』といってくれて、ゆりかごもしてくれて勝ちたかった。悔しいです」

前半４４分、ＦＷ宇佐美が先制ゴールをあげると敵陣で並んでゆりかごダンス。前日１７日に父親となった井手口への祝福だった。しかし後半６、７分、井手 口とＧ大阪ジュニアユース時代のチームメートだったＭＦ鎌田に決められて敗戦。鳥栖のアウェーは４戦全敗と、またも鬼門を突破できなかった。井手口も「個 人的にセカンドボールを拾うこともできなかった」とパパ初勝利につながらず、唇をかんだ。

お相手は中学時代の同級生の一般女性。「これからは２人を守っていかなアカンので、しっかりしないと」。リオ五輪出場を目指す１９歳は、さらなる奮起を誓った。

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