藤春と塩谷に求めるものは? オーバーエイジ枠に手倉森監督「タフさ」「2018年のロシアを見据えている」

8月に開幕するリオデジャネイロオリンピック

日本サッカー協会は14日、8月にリオデジャネイロで開催されるオリンピックにオーバーエイジ枠としてガンバ大阪DF藤春廣輝、サンフレッチェ広島DF塩谷司が内定したことを発表した。

今年の1月に開催されたAFC U-23選手権(オリンピック最終予選)を制してリオオリンピックへの切符を手にしたU-23日本代表だが、本戦に挑む18名のなかにオーバーエイジ選手 として藤春と塩谷が入ることが内定。藤春は左サイドを主戦場としたスピードスターで、塩谷はセンターバックとサイドバックをこなすユーティリティープレイ ヤーだ。

U-23日本代表の指揮を執る手倉森監督は、オーバーエイジ選手としてチームに加わる2人について「リオデジャネイロオリンピックでは、タフさが求められ ます。そういう意味で2人ともタフですし、藤春選手はアップダウンの活動量、塩谷選手は対人の強さと高さを兼ね備えており、最終ラインの守備力と攻撃力を 高めてくれることを期待しています」とコメント。また、「2人は間違いなくU-23年代の選手より経験があります」と話し、「日本代表にはまだ定着しきれ ていませんが、これからの伸びしろがすごくある選手たちです。U-23日本代表のレベルを引き上げてくれると共に、2018年のロシアを見据えているこの チームで、彼らも成長する可能性があると思います」と語った。同氏のコメントを日本サッカー協会が伝えている。

オリンピックを戦う日本代表チームは6月29日に日本で南アフリカと対戦。開幕を直前に控えた7月30日にはブラジルと国際親善試合を実施し、8月4日からはオリンピックのグループステージを戦う。

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