【J1展望】G大阪×浦和|移籍秒読みと見られる宇佐美。2試合連続ゴールに期待

G大阪――オーバーエイジ内定の藤春が、どんなプレーを見せるか。

J1リーグ1stステージ・10節延期分
ガンバ大阪×浦和レッズ
6月15日(水)/19:00/市立吹田サッカースタジアム

ガンバ大阪
1stステージ成績(15節終了時):8位 勝点20 6勝2分6敗 17得点・15失点

【最新チーム事情】
●浦和戦は公式戦3連勝中と好相性。
●14日、リオ五輪オーバーエイジ枠で藤春の選出が内定。
●倉田が軽度の負傷。プレーは可能な状態だが、井手口が代わりに先発か。
●遠藤はJ1通算100ゴールまで、あと1ゴール。

【担当記者の視点】
14日に緊急会見が行なわれ、リオ五輪のオーバーエイジ枠で藤春の選出が内定し、本人も「精一杯頑張りたい」と意欲を覗かせた。

一方で注目を集めているのが宇佐美の動向だ。ドイツのアウクスブルクからオファーを受けていると見られ、前節の湘南戦では吹田初ゴールを決めるなど存在 感を放った。移籍するとなれば、吹田での試合は今節と最終節のみ。本人も自ずと気合いが入るはずで、2試合連続ゴールに期待が懸かる。

軽傷を負った倉田に代わり、井手口がボランチか。また出場停止の米倉に代わって、右SBで初瀬が起用される見込みだ。前節の湘南戦は二度リードするも、最終的に3-3の痛み分けに終わった。試合運びは大きな反省材料で、その教訓を浦和戦に活かしたい。

また湘南戦では、前半途中に遠藤をボランチに下げるなどテコ入れを強いられた。中盤がいまひとつ機能しない状態だけに、井手口(または倉田)がどれだけ安定化に貢献できるかがポイントになりそうだ。

J1リーグ1stステージ・10節延期分
ガンバ大阪×浦和レッズ
6月15日(水)/19:00/市立吹田サッカースタジアム

浦和レッズ
1stステージ成績(15節終了時):3位 勝点27 8勝3分2敗 18得点・8失点

【最新チーム事情】
●シドニー戦で感覚を掴んだ那須は、セットプレーからの得点を誓う。
●柏木は「ミスを減らさなければ」とポイントを挙げる。
●5月から無得点の続く武藤だが、「良い感覚は取り戻しつつある」と前向き。
●原点回帰の関根は積極的に仕掛ける!

【担当記者の視点】
アジア・チャンピオンズリーグの影響により中2、3日のリーグ5連戦の2試合目。出場停止の森脇に代わり、右ストッパーには那須が入る見通しだ。那須は アジア・チャンピオンズリーグのシドニー戦、そのポジションでプレーしており、「良いプレーをするためのポイントを掴めた」と言う。最近セットプレーから のゴールが欠乏中とあって、「絶対に決めてやる気持ち」と熱い想いを示した。

鹿島戦ではミスや守備面で後手を踏み、カウンターを何度も食らった。柏木は「G大阪も鹿島と同じシステム。ミスを減らさないといけない」とポイントを挙げた。西川も「やってきたことを貫きつつ、忘れているものを確認する」と修正点を語る。

5月からノーゴールの続く武藤は危機感を抱きつつも、「ゴールへの姿勢を見せられているし、良い時に近づいている。ゴールを狙い続ける」と前を向く。ま た、鹿島戦でスタメンを外れた関根も、「仕掛けられずにいるから外された。仕掛けないで外されるのではなく、仕掛けて抜けないから外されるほうが良い。い つも以上に思い切りやる」と、切り込み隊長としての“原点回帰”を宣言していた。

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