アウクスブルク地元紙も報道…宇佐美貴史のドイツ移籍が決定目前か

ガンバ大阪に所属する日本代表FW宇佐美貴史のアウクスブルク移籍決定が目前に迫っているようだ。アウクスブルクの地元紙『Augsburger Allgemeine』が13日に報じている。

同紙は「日本メディアの情報によると、アウクスブルクがG大阪の宇佐美との契約に迫っている」と伝えたうえで、「6月26日に宇佐美が長期契約を結ぶという情報を我々は入手した」と、同選手の移籍が今月26日にも発表される見通しであると報じた。

アウクスブルクは今シーズンのブンデスリーガを9勝11分け14敗の勝ち点38、12位でフィニッシュした。ヨーロッパリーグでは決勝トーナメント1回戦でリヴァプールに2試合合計0-1で競り負け、ベスト32で敗退している。

アウクスブルクには2010年末から2012年6月までMF細貝萌(現ブルサスポル)が所属。宇佐美の加入が決まると、同クラブでプレーする史上2人目の日本人選手となる。

宇佐美は1992年生まれの24歳。G大阪の下部組織出身で、高校2年時の2009年にトップチームに昇格した。翌2010年にはJリーグのベストヤン グプレーヤー賞を受賞。2011年6月にバイエルンへレンタル移籍で加入したが、2011-12シーズンは公式戦5試合出場にとどまり、退団が決定。 2012年5月にホッフェンハイムへの移籍が決まった。同クラブではシーズン序盤こそ定位置を掴んだが、次第に出場機会が減少。2013年6月にG大阪への復帰が決まった。

2013年はシーズン途中加入ながらゴールを量産し、G大阪のJ2優勝とJ1復帰に大きく貢献。翌2014年には国内三冠(J1リーグ、ヤマザキナビス コカップ、天皇杯)の立役者となった。2015年3月に日本代表デビューを果たし、メンバーに定着。昨年末には2年連続でのJリーグベストイレブン受賞を 果たした。今シーズンは明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第15節終了時点(1試合未消化)で全14試合に出場、3ゴールを記録している。

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