左ＦＷで先発濃厚な宇佐美が、“両エース頼み”からの脱却を宣言した。本田、香川がけがで欠場するボスニア戦を前に「選手が代わればサッカーも変わる。も ちろん、あの２人が出れば攻撃力は上がると思うが、いつまでも頼っているのはどうかと思う」とキッパリ。「出た選手が、それぞれの色を出してやれないと話 にならない」と力強く言い切った。

７―２で大勝した３日のブルガリア戦は冷静にチーム６点目を仕留めた。「チャンスでより落ち着くこと、一息つくことが大事だと改めて痛感した」。決勝に向けては「相手は上背はあるが、連動した中でスピード感を出せれば崩せる」と自信をのぞかせた。

所属するＧ大阪では今季からホームの吹田スタジアムで、ここまでＪ１とＡＣＬ合計９戦ゴールがない。「代表戦で（吹田Ｓでの）一発目を決めるのも自分らしい。狙っていきたい」。宇佐美がキリン杯２戦連発で、両エースに一歩でも近づく。

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