【予想スタメン】G大阪は浦和の優勝を阻止できるか…相性抜群“神戸キラー”宇佐美の活躍に期待大 SOCCER KING 6月6日(土)19時8分配信

■ガンバ大阪 相性面で圧倒も元G大阪勢には要注意

 「神戸戦」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、“神戸キラー”宇佐美貴史だ。これまで出場した神戸戦8試合全てで得点を決めており、その数、11発。本人によれば「毎回、そろそろジンクスも破られるでしょ、と思っている」らしく、特に気負う様子はないが、これだけ続けば周囲が期待するのは当然だろう。しかも記憶に新しい昨年の第33節、ホームでの神戸戦では2ゴール1アシストの活躍。チームも同シーズンで初めて首位に浮上し、2度目のJリーグ制覇に大きな弾みをつけた。今季の公式戦ではここ3試合ゴールから遠ざかっているが、直近の鹿島戦ではPKを誘うキレのいい突破をみせるなど、コンディションはいい。今節も存在感を示すことだろう。

 相性の良さはチームも然りだ。昨年は神戸と5度対戦し4勝1分と圧倒。通算成績でもG大阪が20勝9分10敗と大きく上回り、特にホーム戦では11勝5分4敗と、より強さを示している。オ・ジェソクや明神智和らけがで離脱していた選手も戦列復帰を果たした今、層の厚みも武器としながら勝ち点3を挙げ、首位浦和にプレッシャーをかけたい。

 但し、神戸の元G大阪勢、安田理大やペドロ・ジュニオールには要注意。G大阪選手の特徴を十分に把握している二人のこと。ウィークポイントを把握した上で、それを活かしたパフォーマンスを示すはず。G大阪としては“圧倒”している気持ちの余裕が、プレーの油断に繋がらないよう気をつけたい。(totoONE編集部)

■G大阪予想スタメン
4-4-2
GK
東口順昭
DF
米倉恒貴
丹羽大輝
岩下敬輔
藤春廣輝
MF
阿部浩之
遠藤保仁
今野泰幸
倉田秋
FW
パトリック
宇佐美貴史

■ヴィッセル神戸 ムードメーカー安田がチームを牽引、古巣戦勝利を狙う

 J1・1stでは、現在暫定13位。16位山形とは勝点3差と、下位争いを強いられている、神戸。前節も仙台に惜敗し、リーグ戦だけでホームゲーム5敗という屈辱も味わった。ただし、その仙台戦では、相手にワンチャンスを決められたものの、序盤から攻勢を仕掛け、19本のシュートを放つなど、復調の兆しも感じさせる内容を披露。「気持ちを強く持って戦ってくれた。多く作ったチャンスをスコアに変えることはできなかったが、選手たちはよくやってくれた」とネルシーニョ監督も決して悲観はしなかった。

 その流れがプラスに働いたのが、ミッドウィークのナビスコ杯名古屋戦。すでに予選突破を決めていた名古屋が若手中心のメンバーを組んでいたとはいえ、ペドロ・ジュニオールの今季初得点などで4-0と快勝し、2季連続の決勝トーナメント進出も決めたことで、チームの士気も上がっている。

 そこでやって来るのが、同じ関西のライバル、G大阪との一戦。昨シーズンは公式戦5試合で1分4敗と、散々な結果に終わっただけに、今季はその悪い流れを止めたいところ。そのためにも、神戸戦8試合11得点という“神戸キラー”宇佐美貴史を抑え込むことは至上命題。一方で、左サイドの要、安田理大の復帰、ナビスコ杯名古屋戦での活躍は、チームにとって大きなプラス。万博に凱旋するムードメーカーが牽引役となり、2年ぶりのG大阪戦勝利を狙う。(totoONE編集部)

■神戸予想スタメン
3-4-3
GK
山本海人
DF
ブエノ
増川隆洋
高橋祥平
MF
高橋峻希
森岡亮太
チョン・ウヨン
安田理大
FW
ペドロ・ジュニオール
渡邉千真
小川慶治朗

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