「Ｊ１、Ｇ大阪-神戸」（７日、万博）

　勝ち続けるしか道はない。Ｊ１Ｇ大阪は５日、神戸戦（７日、万博）へ向けて大阪府吹田市内で非公開調整した。浦和の優勝がかかった大一番であり、代表合流前ラストゲームに臨むＦＷ宇佐美貴史（２３）は「負けられない試合。勝ち癖をつけて代表に合流したい」と気を引き締めた。

　昨季は５度対戦し、４勝１分けと好相性。５戦６発と獅子奮迅の活躍を見せたのが宇佐美だ。「去年のようにはならないと思うけど、いつも通りやれば勝ち点３はついてくる」と自信満々。厳しいマークも予想されるが「今回に限ったことじゃない。いつも通り」と気負いはない。

　勝ち点７差の首位・浦和が清水に勝ち、Ｇ大阪が負けると浦和の第１ステージ優勝が決まってしまう。逆転Ｖの可能性は低いが、諦めるわけにはいかない。

　宇佐美は「（リーグでは）２試合ゴールが出ていないけど、感覚はいい。貪欲に狙い続けます」とゴール宣言。“キラー”ぶりを発揮して、気持ちよく代表に乗り込む。