G大阪スコアレスドロー、遠藤トップ下変更も不発

<明治安田生命J1:新潟0-0G大阪>◇第1ステージ第11節◇デンカS

G大阪がまた勝てなかった。敵地では2連勝中だったが、スコアレスドローに終わった。ACLでは既に1次リーグ敗退が決定していたため、3日の敵地メルボルン・ビクトリー戦で主力を温存。万全の状態で臨んだがゴールをこじ開けることはできなかった。

シュート6本に終わり、長谷川健太監督(50)は「選手誰かに(ゴールの)当たりが出てこない限り(状況を打破するのは)難しい。前半はいい形を作れまし たし、繰り返してやっていくしかない」と、渋い表情。FW宇佐美貴史(24)は「なかなかスムーズにいっていない。もう少し、動くとか基本的なことが増え れば」と、課題点を挙げた。

この日は、後半の途中からは大黒柱のMF遠藤保仁(36)をボランチからトップ下にポジション変更し、攻撃の活性化を図った。遠藤は「フリーに動いてい たけどあまりボールがこなかった。ゼロに抑えたのは前向きに捉えて負けなしを続けたい。置かれている状況を理解しながらやっていきたい」と、諦めない姿勢を見せた。

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