U-23井手口、本戦代表入りへアピール「まずガンバでポジション獲る」

日本サッカー協会は6日、佐賀・ベストアメニティスタジアムで11日にガーナのフル代表と戦う国際親善試合のU-23(23歳以下)日本代表メンバー 23人を発表した。メンバー最年少のMF井手口陽介(19)=G大阪=は吹田市内での練習後に取材に応じ、リオデジャネイロ五輪本戦のメンバー入りに向け て、アピールすることを誓った。

五輪へ向けたアピール合戦の場を前にしても、19歳の井手口は最年少らしからぬ落ち着きぶりだった。

「代表というよりも、まずはG大阪でポジションを奪いたい思いが強い。(リオ五輪は)大事だけど、自分としてはチームで出ていないといけないと思っている」

今季は開幕当初こそ故障者が続出したこともあってボランチで出場機会を得ていたが、MF遠藤、今野の元日本代表コンビの壁を打ち破るまでには至っていないのが現状。それだけに手放しで喜んではいられなかった。この日は金髪から黒髪に変えて登場したが「(理由は)特にないですよ」と笑って応えた。

1月の五輪をかけたU-23アジア選手権(カタール)では1次リーグ進出を決めた後、サウジアラビア戦でフル出場して1ゴール。しかしその後に発熱してしまい、出場はこれだけだった。手倉森監督は後に「もう1試合は使いたかった」と明かし、力を認めていた。

今回のガーナ戦は同じポジションで主将を務めてきたMF遠藤(浦和)がメンバー外。本戦の代表入りへ、アピールしてみせる。

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