0-3からの大逆転で“ヤング大阪ダービー”を制したツネ様ガンバ「気持ちをリセットした」

63分からの大逆転劇

高円宮杯U-18プレミアリーグWEST第4節が30日に開催され、セレッソ大阪U-18とガンバ大阪ユースが対戦した。

セレッソ大阪舞洲グラウンドで行われたユースチーム同士の大阪ダービー。試合は21分にC大阪が先制に成功すると、その1分後にも追加点を記録し、ホーム のC大阪が2点のリードで折り返す。逆転を狙うG大阪は後半開始早々、ボックス内でC大阪DFのハンドを誘発してPKを獲得。さらに相手DFが退場処分を 受けて数的優位となったが、PKのチャンスはC大阪GKに防がれてしまう。すると53分、逆に最終ラインの連携ミスを突かれ、一人少ないC大阪に3得点目 を献上した。

しかし、G大阪ユースは63分に一点を返すと、75分にはキャプテンのFW食野亮太郎がネットを揺らして1点差に詰め寄る。勢いに乗るG大阪は85分に同点弾を決めると、試合終了間際にも劇的決勝点が生まれ、3点差をひっくり返してタイムアップの笛を迎えた。

今季からG大阪ユースの指揮を執る宮本監督はダービーマッチでの大逆転劇について、「こういう試合は、あまりない」とコメント。続けて試合を振り返り、選手たちを称賛した。同氏のコメントを日本サッカー協会公式サイトが伝えている。

「前半から良い形でスタートを切れたと思うのですが、自分たちの集中力のなさから先制点を許してしまいました。すぐに2点目を与えてしまい、東福岡に敗れ た前節と同じく嫌な流れだったのですが、後半は選手たちがうまく気持ちをリセットして戦ってくれました。途中までの0-3というスコアや、PK失敗などネ ガティブな要素もありましたが、『1点を返せば勝てる』とみんなが信じることができた結果の勝利だと思います」

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