【G大阪】長谷川監督、ロングミーティングで連敗脱出だ「頭の中を整理させた」

公式戦4連敗と苦しむG大阪は8日、仙台戦(10日・ユアスタ)に向け大阪府吹田市内で行った練習前、通常の約2倍の時間に及ぶ40分のロングミーティン グを行った。0―2と完敗した6日のACL・上海上港戦の映像を見せ、反省点を洗い出した長谷川健太監督(50)は「頭の中を整理させた。ハードワークが 必要だと言っても、どこでハードワークをすべきなのかを確認した」と明かした。

6日の上海上港戦はボールを奪う位置が低く「攻撃をスタートする位置が低かった」と分析した指揮官。豊富な攻撃のタレントを生かすために最前線に左から 宇佐美、パトリック、アデミウソンを並べた布陣は、前から連動して相手を追い詰める守備が機能せず。4連敗中は毎試合2失点と機能しない守備の修正へ、 ボールの奪いどころや、素早い攻守の切り替えというチームの“原点”とも言える部分を確認した。

また仙台戦では2月28日の鹿島戦で右鎖骨を骨折し、離脱していたDF丹羽の先発復帰が濃厚に。丹羽の穴を埋めるためにセンターバックでの出場が続いて いたMF今野を、本来のポジション・ボランチで起用することも可能に。「丹羽はドクターのOKが出た。試合勘に不安はあるが、(指示の)声が出るなどプラ スも面もある」と指揮官。守備のキーマンが本来の場所に戻るこの試合で、連敗脱出を狙う。

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