【G大阪】ACL決勝T進出向け巻き返しへ、遠藤「大事な一戦」

G大阪が昨季に続く“崖っぷち”からの巻き返しで、ACL1次リーグ(L)突破を狙う。5日、チームは大阪府吹田市内で6日・上海上港戦(吹田スタ)に向 け調整。元日本代表MF遠藤保仁(36)は「次、勝たないとかなり厳しい。大事な一戦なので、ホームで戦える点を最大限に生かしたい」と表情を引き締め た。

ここまでACLは3戦で2分け1敗のG組3位と出遅れ、首位・上海上港との勝ち点差は4。この試合に敗れれば1次リーグ首位通過の可能性がなくなり、グ ループ2位以内が条件となる決勝トーナメント(T)への進出も厳しくなる。昨季も1次Lは開幕3戦で1分け2敗と大きく出遅れたが、残り3戦全勝で決勝T 進出を決め、ベスト4まで勝ち進んだ。その再現を狙うチームだが、現在公式戦3連敗中と苦しんでいる。

しかし、長谷川健太監督(50)は「攻撃の方は迫力が出てきた。あとはチャンスがある中で、前線の選手の最後のボールタッチが合ってくれば」と語る。2 日・横浜M戦(1―2で敗戦)で初めてトライした宇佐美、パトリック、アデミウソンを最前線に並べる“強力3トップ”に手応えを感じ取っている。

一方の上海上港は、攻撃のキーマンのひとり、ガーナ代表FWジャンが負傷により欠場。かつて2002年日韓W杯でイングランド代表を率いて来日した経験 も持つ上海上港・エリクソン監督(68)は「ジャンはビッグマッチでいつも得点を決める選手。明日もビッグマッチだが、他の選手がしっかり戦ってくれる。 大きな問題はないと考えている」と語ったが、戦力ダウンは必至だ。好材料も味方につけ、G大阪が今季ACL初勝利を目指す。

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