神戸の韓国代表ＧＫキム・スンギュ（２５）が１８日、キーマン封じを誓った。１９日のＧ大阪戦（ノエスタ）に向けて、神戸市内で最終調整を実施。自身初の関西ダービーを前に、Ｇ大阪ＦＷ宇佐美を警戒した。

神戸にとって宇佐美は、何度も苦杯をなめさせられた因縁の相手だ。宇佐美が出場した１０試合で１２点を献上。直近の対戦となった昨年７月２５日も、１－１ の後半３２分に決勝弾を許した。キムはそんな過去を直接知らないが「（宇佐美は）相手チームにとって驚異になるので、注意しないと。サイドからドリブルし てきて、（シュートの）振りも速い。その辺を注意したい」と誓った。

宇佐美のことは、韓国にいた昨年時点で認知済み。「去年も活躍していたみたいだし、韓国の時から映像を見ていた」と予習はバッチリだ。ネルシーニョ監督 はチーム全体の準備について「攻守にわたって手応えを感じている。明日のゲームでそれを出してくれる期待を高く持っている」とうなずく。頼れる守護神の力 を上乗せし、Ｊ２だった１３年５月６日以来のＧ大阪戦勝利を目指す。

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