G大阪が新本拠初勝利、大宮は初黒星/G-大3節

<J1:G大阪2-1大宮>◇第1ステージ第3節◇11日◇吹田ス

G大阪が新本拠地で公式戦初勝利を飾った。大宮に2-1で勝利。東日本大震災から5年たったこの日に仙台市出身のDF今野が決勝点を挙げた。

前半はG大阪ペースで進んだ。同12分、CKからFW長沢が頭で落とし、ゴール前の混戦からMF阿部が左足シュートを枠内へ飛ばすも相手DFにクリアされ 得点ならず。続いて同15分にもFW宇佐美が打ったシュートをGKがはじき、阿部がこぼれ球をシュートしたがGKの正面だった。大宮は同38分、MF泉沢 のクロスをDFがクリアし、そのこぼれ球をDF沼田がシュートしたがGK東口に阻まれた。G大阪は宇佐美を中心に攻撃を組み立てるも、スコアレスで前半を 折り返した。

試合が動いたのは後半4分、CKからDF今野が頭で地面にたたきつけるようなシュートで先制。さらに同16分には、日本代表候補DF藤春の低いクロスを MF阿部が合わせて追加点を奪った。大宮も後半ロスタイムに反撃に出る。MF家長が古巣相手に頭で決め1点を返した。しかし、1歩及ばず。

G大阪は首位大宮を倒し、2連勝。大宮は今季初黒星を喫した。

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