新スタジアムで勝てず! ACLでも勝利を逃したG大阪の遠藤は「勝ち点3を目標にしていたので……」

同点弾を挙げた遠藤だが

AFCチャンピオンズリーグのグループステージ第2節が2日に行われ、ガンバ大阪が吹田スタジアムにメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)を迎えた。

敗戦を喫したJリーグ開幕戦から中2日で同試合を迎えたG大阪は、試合開始早々の3分にコーナーキックから早くも先制点を許す。Jリーグ開幕戦に続き、ま たしても新たなホームスタジアムでビハインドを負ったG大阪は、その後も攻撃の形が作れず、0-1で前半を終えた。しかし後半はG大阪が主導権を握り、 48分、53分にFWパトリックが立て続けにシュートを放つ。そして迎えた57分、コーナーキックを獲得すると、変化をつけてファーサイドに上げられた ボールにMF遠藤保仁が飛び込み、同点弾を挙げた。その後も逆転を狙い攻め続けたG大阪だが、パトリックに訪れた決定機も決められず、同点のままタイム アップ。グループ初戦に続き、勝ち点1を手にした。

吹田スタジアムでの公式戦、G大阪に所属するプレイヤーで最初の得点を記録した遠藤は試合後、ホームで引き分けに終わったことに対し、「勝点3を目標にし ていたので、残念な気持ちがあります」とコメント。続けて、「今日は試合前から勝たなといけないという気持ちが強かったですし、試合開始の笛が鳴った瞬間 から、すべての面で相手を上回らないといけませんでした。前半が悪かったとは思いませんが、後半は相手の足が止まり、スペースが生まれたのでアグレッシブ に戦えました。全体の質を上げれば、さらに決定的なチャンスがつくれたと思います」と試合を振り返った。

グループ初戦に続き、勝ち点1に留まったG大阪は2節を終えてグループ3位に。それでも遠藤は、「これから先のグループステージに向けて、今日の勝点1を しっかりと次につなげていきたいです」と今後の戦いに闘志を燃やした。G大阪は次節、敵地で上海上港(中国)と対戦する。

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