＜ＡＣＬ：Ｇ大阪１－１メルボルン＞◇１次リーグＧ組◇２日◇吹田スタ

０８年以来２度目の優勝を目指すＧ大阪がホームでメルボルンと引き分けた。１点を追う後半にＭＦ遠藤のヘディング弾で追いついたが、新スタジアム初白星とはならなかった。

いきなり出ばなをくじかれた。前半３分、メルボルンは右コーナーキックから、クリアしきれなかったこぼれ球をＦＷアンセルが押し込むと、最後はＭＦ倉田の脚に当たり、角度が変わって先制ゴールとなった。Ｇ大阪もＦＷ宇佐美、パトリックを中心に積極的に攻めたがゴールを割ることができず後半へ。

後半１２分、Ｇ大阪が追いつく。左コーナーキックから、パス交換でボールを受けたＦＷ宇佐美がファー再度へクロス。フリーで待ち受けたＭＦ遠藤が倒れ込 みながらヘディングで押し込んだ。同３０分にはＦＷ宇佐美に代えＦＷ大森を投入、同４３分にはＦＷアデミウソンを投入するなど、逆転を狙ったが決め手を欠 いた。

Ｇ大阪は初戦に続く引き分けで勝ち点を２とした。次戦は１５日、アウェーで上海上港と対戦する。

ＡＣＬは３２チームが出場し、１次リーグは全８組で総当たり（ホームアンドアウェー）で実施。各組上位２チームが決勝トーナメント（Ｔ）に進む。決勝Ｔもホームアンドアウェー。優勝すればクラブＷ杯の出場権を得る。昨季優勝は広州恒大（中国）。

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