G大阪ACL8強入り 代表OB「Vイケる」 東スポWeb 5月28日(木)16時9分配信
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦第2戦が27日に行われ、J1G大阪がFCソウル(韓国)に3―2で勝って2戦合計6―3と し、優勝した2008年以来の8強を決めた。昨季の国内3冠王者は東アジアでもトップクラスの実力を証明。関係者からは、早くもアジア制覇を確実視する声 が上がっている。
敵地での第1戦を3―1で快勝し、この日も前半16分に先制。前半終了間際に追加点を奪い、後半のFCソウルの猛攻もしのいで、危なげなく準々決勝進出 を果たした。0―2で負けても突破が決まる状況だったが、長谷川健太監督(49)は「この試合に勝つことだけに集中させた」と手綱を緩めなかった。
G大阪は1次リーグの城南、今回のFCソウルと、アジア最上位の実力がある韓国勢を立て続けに撃破した。
ある日本代表OBは「長谷川監督の戦術の長所は、相手に合わせて柔軟な対応ができるところにある。相手の分析を完璧にできているのが大きく、そういう意 味ではクラブの勝利。中東勢の情報収集と分析がしっかりできれば、負けるシーンは考えにくい」と優勝に太鼓判を押した。
前日の柏と合わせ、日本勢が8強に2チーム入ったのは6季ぶり。準々決勝以降の組み合わせ抽選は6月18日に行われる。