いよいよ2月27日にJリーグのレギュラーシーズンが幕を開ける。果たして、今季の優勝候補や降格候補はどこなのか。解説者・識者が、今季のJ1年間順位を大胆に予想する。

●金田喜稔（元日産）
「昨季とは一転して湘南は苦戦しそう」

総合力では広島が上だが、アデミウソンが加わり攻撃力がワンランクアップしたG大阪も興味深い。一方で昨季とは一転して苦戦しそうなのが湘南。曹監督をつなぎ止めたとはいえ、永木、遠藤が抜けた影響はやはり大きい。目立った補強もないなか、どうカバーするのか。

◆順位予想
1位　広島
2位　G大阪
3位　浦和
―↑ACL圏内―
4位　鹿島
5位　川崎
6位　FC東京
7位　横浜
8位　鳥栖
9位　名古屋
10位　神戸
11位　柏
12位　仙台
13位　新潟
14位　大宮
15位　湘南
―↓J2降格圏―
16位　磐田
17位　甲府
18位　福岡

●岩本輝雄（元平塚ほか）
「森保監督と仲が良いので1位に推した」

4位までは混戦になるはず。広島は攻守のバランスが良いし、森保監督と個人的に仲が良いので1位に推した。同級生の名波監督が率いる磐田には良い外国籍選手がいる。守備さえ整えば面白い存在だ。13～18位の差は僅かで、歯車が少しでも狂うと簡単に入れ替わる。

◆順位予想
1位　広島
2位　鹿島
3位　浦和
―↑ACL圏内―
4位　G大阪
5位　FC東京
6位　川崎
7位　磐田
8位　横浜
9位　柏
10位　仙台
11位　神戸
12位　福岡
13位　湘南
14位　鳥栖
15位　大宮
―↓J2降格圏―
16位　新潟
17位　名古屋
18位　甲府

●玉乃 淳（元東京Vほか）
「広島、G大阪、浦和は磐石の体制」

昇格組の福岡、磐田、監督交代した鳥栖、名古屋らは苦戦を強いられるのではないか。磐田はジェイ頼みの微妙なサッカーで、G大阪や広島、柏がJ1に戻っ た時のような完成度には及ばないだろう。甲府は昨季からの継続でしっかり守れるかもしれないけど、どうやって点をとるか形が見えてこない。一方で、トップ 3に挙げた広島、G大阪、浦和は磐石の体制を敷く。強化に継続性が見られる鹿島、川崎、神戸、横浜はしぶとく勝点を拾えるか。上位争いに食い込めれば面白 い。

◆順位予想
1位　広島
2位　G大阪
3位　浦和
―↑ACL圏内―
4位　鹿島
5位　川崎
6位　神戸
7位　横浜
8位　FC東京
9位　柏
10位　仙台
11位　大宮
12位　新潟
13位　湘南
14位　鳥栖
15位　名古屋
―↓J2降格圏―
16位　福岡
17位　磐田
18位　甲府

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