ゼロックス制覇も広島の森保監督は「G大阪の力はまだまだこんなものではない」

昨季は5試合対戦した両者

FUJI XEROX SUPER CUPが20日に開催され、サンフレッチェ広島とガンバ大阪が対戦した。

試合はスコアレスで迎えた55分、広島がエース佐藤寿人のゴールで先制に成功すると、6分後にはPKを獲得し、今季から10番を背負う浅野拓磨が豪快に蹴りこみ追加点。その後G大阪FW宇佐美貴史に1点を返されるものの、73分に新加入FWピーター・ウタカのボレーシュートがネットを揺らし、3-1で広島 が勝利を収めた。

広島の指揮を執る森保監督は試合後、「今日は勝利してタイトルを獲ることができて良かった」と同大会4回目の制覇を喜び、今冬のトレーニングキャンプで得た成果を語った。クラブ公式サイトが伝えている。

「霧島キャンプ、宮崎キャンプとトレーニングの中で準備してきたことが完全ではないにしてもできた。チームとしてやろうとすること、これまで継続してやってきたことを確認しながらできた。そして、キャンプでの厳しいトレーニングを選手は励まし合ってチームとして乗り切ってきた。努力したことがタイトルにつながって良かった」

「我々にとっても一つのタイトルを獲ることができたのは大きな喜びだが、我々を応援してくださるサポーターの皆さんにFUJI XEROX SUPER CUPのタイトルを獲って喜んでいただけたことが何よりうれしい」

また広島の指揮官は、対戦相手となったG大阪についても、「新加入選手が入ってきてコンビネーションを高めながら試合をしている部分があったと思う。今日は勝つことにこだわって戦ったので、我々としては悪くない結果だが、G大阪の力はまだまだこんなものではない。攻撃も守備も次に向かって気を引き締めてやっていかないといけない」と話し、開幕を翌週に控えたJリーグへ闘志を燃やした。

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