快勝こけら落とし!G大阪・遠藤、地元V誓った「優勝あるのみです!」

J1G大阪は14日、新本拠地の市立吹田サッカースタジアム(大阪・吹田市)で名古屋とのプレシーズンマッチ「パナソニック杯」に臨んだ。地元“最多”3 万5271人の声援が響くなか、3-1で快勝。チームはJ1で国内主要タイトルを8度獲得しているが、地元で決めたことはない。主将のMF遠藤保仁 (36)は力強く2014年以来2年ぶりのリーグ制覇を宣言した。

新たなガンバ伝説の幕開けだ。ホームのこけら落としを勝利で飾ると、お立ち台に上がった遠藤が、サポーターをさらに熱狂させた。堂々のV宣言で、3万5271人を熱くさせた。

「毎試合、これぐらい(お客さんが)入れば、毎試合勝つと思います。優勝あるのみです!」

記念すべき1号弾は前半26分、オウンゴールという意外な? 形だったが、幸先よく先制。同36分にはセットプレーからMF今野がヘディングで追加点を あげると、1点差に迫られた後半21分にDF丹羽が3点目をあげて試合を決めた。新戦力のFWアデミウソン、MF藤本がともに得点に絡み、顔見せもバッチ リ。会心の勝利にも、遠藤は「まだまだこんなものじゃない。もっと磨きをかけていきたい」と、さらなる向上を誓った。

新スタジアムは、グラウンドとスタンドが最短で7メートルという臨場感が売り。収容人数は約4万人で、万博(約2万1000人)に比べれば倍近い。FW 宇佐美は「きょうは友好的な声だけでしたけど、内容が悪くなっていったらどうなるか。怖いですね」とニヤリ。大歓声がすぐそばに迫ってくるだけに、GK東 口は「指示の声が全然通らなかった。これまでできていたポジションの修整とかが、できなかった」と課題も感じていた。

「新しいスタジアムで、きょうの感じでは大きな問題もない。できるだけ早くプレーに集中できる環境を作っていけたら」と遠藤。これまで本拠地での優勝決 定はJ2で1度あるが、J1ではまだない。万博で果たせなかった地元でのJ1制覇の夢を、新スタジアム元年に果たす。ホームのJ1公式戦初戦は、28日の鹿島戦だ。

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