今夏G大阪からドルトムント加入の19歳・山本天翔 「NEXT香川」と期待された若きMFの現在地は?
直近4試合連続フル出場で復調
ドルトムントU-23に所属するMF山本天翔が、ドイツ4部リーグで存在感を高めている。
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山本は今夏、ガンバ大阪から期限付き移籍でドルトムントに加入。ドルトムントでは今夏のプレシーズンマッチでトップチームの一員として参加しており、7月18日に行われた4部リーグのRWオーバーハウゼンとの試合で移籍後初となるゴールを挙げた。その後の日本ツアーではセレッソ大阪、FC東京との試合で両試合に出場。一部のドルトムントファンは、同選手の加入をトップチームの即戦力補強のように受け止めており、クラブのレジェンドである香川真司と比較されるなど、大きな注目を集めていた。
しかし、ドルトムントU-23でのシーズン序盤は出場機会が安定せず、先発とベンチを行き来する状況が続いていた。現地メディア『RUHR24』も、山本が持ち味であるプレイセンスを当初はチームの中で効果的に発揮できていなかったと指摘している。
それでも、ここにきて状況は好転。10月23日に行われたボンSC戦では先発出場し、チームの2-0の勝利に貢献した。さらに、直近4試合ではいずれも90分間プレイ。正確なスルーパスやヒールキック、ドリブルなどでチャンスを演出し、攻撃面で存在感を示している。
こうした山本の成長を、ダニエル・リオス監督も高く評価。ボンSC戦後には「彼は非常に積極的にプレイし、ボールを持った際の技術面では極めて洗練されている。それは初日から見せていたことだ」と称賛した。
また、指揮官は山本の適応についても言及。「彼は徐々に、我々がどのようなサッカーをしたいのかを理解し始めている。最初の頃は比較的低い位置まで下がってボールを受ける選手だった。しかし彼の成長には、簡単なプレイだけをするのではなく、より前方のスペースに顔を出すことも含まれている。その点で、彼は明確な進歩を見せている」と説明している。
一方、山本のドルトムントでの今後はまだ不透明だ。現在の期限付き移籍は2027年夏までとなっており、現時点では契約満了後にガンバ大阪へ復帰する見通しだという。ただし、『RUHR24』によれば、ドルトムントは150万ユーロ(約2億6000万円)の買い取りオプションを保有していると複数メディアが報じている。
同メディアは、山本が今後も好パフォーマンスを維持し、U-23チームがシーズン終了後に3部リーグへの昇格を果たせば、完全移籍で獲得する可能性もあると指摘。ただし、トップチームで再びチャンスを得るためには、さらなるアピールが必要だとしている。
ドイツでの挑戦が続く若き日本人MF。ここからさらなる成長を遂げられるか注目だ。



