挨拶代わりの劇的決勝弾!植中朝日「ヒーロー貰っちゃいました」南野遥海の“恩返し”に発奮

[8.7 J1第1節 G大阪4-3浦和 パナスタ]

物語が詰まったゴールだった。激しいシーソーゲームの末に3-3に追いついたガンバ大阪は後半41分、MFイッサム・ジェバリのスルーパスから右サイドを抜けたMF山下諒也のクロスをFW植中朝日がヘディングで合わせて、激闘に決着をつけるゴールを奪った。

「狙い通りのコースにいった。どういうクロスが上がってくるか分からなかったけど、自分の前を横切らないようにだけしたいなと思った。ちょっと入りすぎたけど、上手く合わせられてよかったです」

植中は昨年12月に横浜F・マリノスからG大阪に完全移籍。昨季33試合で8得点を決めた実績を引っ提げて新天地に乗り込んできた。しかし1月のキャンプで左膝内側半月板を損傷。半年間の離脱を強いられ、この日がようやくG大阪での公式戦デビューになっていた。

燃えずにはいられないこともあった。百年構想リーグまでチームメイトだったFW南野遥海が、後半35分に一時逆転となる恩返し弾を記録。「遥海が抜けて、自分が怪我から帰ってきて。自分はやってきたものを出すだけだった。向こうも決めたけど、僕も決めた。ヒーローを貰っちゃいました」。茶目っ気たっぷりの笑顔に充実感が漂う。

「(リハビリ期間は)なかなか大変な期間でしたけど、いろいろなスタッフがサポートしてくれた。今怪我している選手もいるけど、そういった選手を勇気づけられるような活躍をしないといけない責任がある。そういった意味でもゴールを決められてよかったです」

ここのゴールでチームとしても個人としても勢いに乗る。G大阪はAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の出場をかけて、8月11日にアウェーで江原FC(韓国)と1試合制のプレーオフを戦うことが決まっている。大一番に向けて植中も「一発勝負だけど、僕は一発勝負も得意なので。任せてください」と意欲き手に放した。

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