G大阪の明神智和新監督「チーム内に競争を生み出す」 常勝クラブ復活へ鍵は〝波状攻撃〟

サッカーJ1・G大阪の指揮官に就任した元日本代表MFの明神智和新監督(48)が、クラブ通算11個目のタイトル獲得へ虎視眈々(たんたん)だ。イェンス・ビッシング前監督の電撃退任に伴い、コーチから昇格。急遽(きゅうきょ)、かじ取りを任された新指揮官は「クラブの歴史と責任の重さは分かっている。自信がなければここにいない」と語る。

現役時代の2014年には国内3冠達成に貢献するなどクラブの黄金期を支えたレジェンド。引退後は指導者として下部組織やトップチームのコーチを歴任した。就任会見では、目指す指揮官像を「勝つ監督」と掲げ、「チーム内に良い競争を生み出すことが仕事」と意気込みを語った。

自身の強みを「選手の特徴を見極め、力を最大限に発揮させること」と分析。戦術面では「敵陣で長く攻撃する。1回の攻撃で終わらず、2回、3回と続けられるチームを構築したい」と力を込める。西野朗(あきら)氏の攻撃力、長谷川健太氏のマネジメント力、ダニエル・ポヤトス氏のビルドアップ術、そしてビッシング氏のインテンシティ(強度)の高い現代サッカー。歴代監督の長所を融合させた「ハイブリッド型」の采配にも注目。新監督は「良いところを盗みつつ、自分らしく味付けしていきたい」と意気込む。

チームはアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の下位大会のACL2を制した一方、リーグ戦ではタイトルから遠ざかっている。「選手は明るく、真面目でポテンシャルもある。全てのタイトル獲得を目指す」と宣言。クラブのレジェンドが常勝軍団の復活への新たな一歩を踏み出す。

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