Ｊ１Ｇ大阪は７日、Ｊ１甲府、蔚山現代（韓国）と練習試合を行い、宮崎キャンプを打ち上げた。Ｕ－２３（２３歳以下）日本代表の手倉森誠監督（４８）が視察に訪れ、ＭＦ井手口陽介（１９）らリオデジャネイロ五輪の候補選手たちに熱視線を送った。

すでに始まっているリオ五輪のメンバー選考。手倉森監督が浪速の雄を視察し、考えを巡らせた。

「ガンバはタレントがそろってますからね。たくさんの人材を抱えている。頼んだら協力してくれるでしょう」

甲府戦では優勝したＵ－２３アジア選手権代表でもあったＭＦ井手口が主力組に入って出場。帰国後に染め直したという金髪に「鮮やかなプレー…というよりも鮮やかな髪でしたね。金メダル取ったから金髪にしたのかな？」と目を丸くしていた。

手倉森監督がピッチを去った後には大卒新人のＦＷ呉屋（関学大）が、サブ組中心で行った蔚山現代戦で２得点。「自分はこのチームで試合に出ることを一番大切にしている。（五輪は）意識することじゃない」と謙虚に話したが、リオ五輪世代の１人でもある。

さらにＧ大阪では日本代表ＦＷ宇佐美やＧＫ東口もオーバーエージ枠での五輪出場に意欲を示している。指揮官にとっては頼もしい限りの常勝軍団だった。

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