ビッシング監督離脱のG大阪、後任は?三上大勝FB本部長「世界中から売り込み」「明神も含めて日本人も…」
J1・G大阪の三上大勝フットボール本部本部長(54)が8日、大阪・吹田市内でイエンス・ビッシング監督(38)のチーム離脱について取材対応し、後任の指揮官についての考え方と交渉状況について明かした。
三上FB本部長は「国内外問わずまず重要なのはこのクラブのビジョンや方向に共有、共鳴していただけるのか。百年構想リーグで築いてきたサッカースタイルが出てきていると思っていますので、それを継続してやっていけるということも含めて人選を進めていきたい」と次の監督を選定するうえで重んじる大きな方針について語った。失ったボールの即時奪回と速攻を中心にハードワークを強調したビッシング監督が残したものを生かせる指揮官を探していく。
ビッシング監督が結果を残して将来欧州などで指揮を執るステップアップを果たすことをクラブは将来像のひとつとして描いていた中で、三上FB本部長は「このサッカースタイルをやれる指導者は常に、ロングリストという形で持っていた」とリストの中から選定を進める構えだ。同時に、指揮官のチーム離脱のリリース以降で「予想だにしていなかったこととしては、世界中の指導者から逆に売り込みがありがたいことにこのクラブにある。過去僕は少なくとも経験したことがないくらいの売り込み。これは本当クラブにとって価値あることだなという風に思いながら、進めています」と明かした。
G大阪に売り込んでいる指導者は「2割は名の知れた方々。8割はイェンス監督のようにすごい自身が野望を持っている指導者という印象」と三上FB本部長。一方で、現在は明神智和コーチがキャンプの練習を指揮しており「一番重要なことは先ほど言ったようにクラブのプロジェクト等々に共鳴でき、このスタイルが(できる)というところ。そういった意味では明神含め日本人の方が(後任の監督に)なることも全然あり得るという風に現時点では思っています」と否定しなかった。
「トップチームにおいてのガンバらしさはやっぱり技術と、プレーの選択というところを自由に与えながらも、チームとしてより攻撃的にやっていくということ。そこは譲らず積み上げていきたい」と三上FB本部長。J1開幕とアジア・チャンピオンズリーグエリートのプレーオフが約1カ月後に迫る中で「リスクヘッジもある。なるべく速やかに決めていきたい」とした一方、「一番重要なのは何かそこ(試合)に合わせるではなく、このビジョンに沿った指導者なのかどうかだという風には思っていますので、今はどちらかというと現実的な問題よりも今のここに集中して、フォーカスを置いて対応しています」とあくまでクラブの方針に沿った人物選考を重視すると強調した。
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