W杯デビューの中村敬斗「イメージできていた」 結果残す同点弾

◇サッカー・ワールドカップ(W杯)1次リーグF組(14日、米国・ダラス)  ◇△日本2―2オランダ△

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後半開始直後、オランダに先制点を与える嫌な展開を振り払ったのは、ワールドカップ(W杯)デビュー戦となったMF中村敬斗選手だった。

0―1の後半12分。ペナルティーエリア左でMF久保建英の折り返しを受けると、「パスをもらえるのは分かっていた。イメージできていた」と中央にドリブルで切り込み、得意の右足を振り抜いた。

低く鋭いシュートは、相手DFドゥムフリスの股を抜け、GKフェルブルッヘンが伸ばした手の先、ゴール左隅へ決まった。今大会の日本の初ゴールに、派手にガッツポーズを繰り返した。

J1ガンバ大阪から海を渡り、現在はフランス2部のスタッド・ランスでプレーする。代表デビューは前回W杯カタール大会後の2023年。デビュー2戦目の初得点からゴールを重ね、「森保ジャパン」として2回目のW杯を目指す中で台頭してきた。主力だった三笘薫選手のけがもあり、左サイドのアタッカーとして期待が高まる中で結果を残した。

3月の国際親善試合、イングランド戦で勝利に貢献し、「チームとしていい試合ができた」と自信を深めて臨んだ大舞台だ。ただでさえ緊張しそうなW杯デビュー戦の前も「あんまり考えすぎてもよくない。やれることをやるだけ」と平常心を崩さず、「ストロングポイント」と自任する攻撃で活躍した。

試合後は「強豪を相手に勝ち点1が取れたのは、本当にみんな自信になる」と手応えを語りつつ、第2戦に向けて「チュニジア戦は全然違った戦いになる」。前線で頼もしさを増す25歳は、気持ちを緩めることなく、次戦を見据えた。

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