【G大阪】新加入のアデミウソン、宇佐美とのコンビネーションに課題

G大阪が“仮想ACL”としてFCソウル(韓国)と練習試合(4日・宮崎綾町)を行い、主力組が出場した1、2本目は0―1と無得点で敗れた。新加入のFWアデミウソンがトップ下に入り、1トップにFWパトリック、左MFに宇佐美、右MFに大森を配置する布陣で挑んだ。

しかし宇佐美が「もうちょっと近い距離でやりたかった。いい距離感を見つけていかないと」と語ったように、アデミウソンと宇佐美の距離が遠く、コンビネーションで崩すようなシーンはなし。攻撃が単調となり、ゴールを脅かすような場面を作り出せなかった。

長谷川健太監督(50)は「チャンスの回数が少なかった。(選手間の)距離感やタイミングがまだまだ。開幕までにコンビネーションを上げていく作業をしないと」と語った。

一方でサブ組が出場した3、4本目では、新加入のMF藤本が得意の左足で直接FKを決めるなど1―1。トップ下の位置をアデミウソンを争うMF倉田は、 躍動感のあるプレーでチャンスを演出し「負けるつもりはないし、アピールを続けていくだけ」ときっぱり。開幕まで激しいポジション争いが繰り広げられるこ とになりそうだ。

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