取り戻しつつある実戦感覚と自信…後半二度の決定機逸を悔やむ名和田我空(G大阪)「ひとつ結果を残して日本に帰りたい」

[3.27 国際親善試合 U-21日本 0-2 U-21アメリカ 天安]

違いを見せたからこそ、結果に悔しさをにじませた。U-21日本代表MF名和田我空(G大阪)はこの試合で誰よりも決定機を創出したが、無得点に終わった。「結局決め切れなかったというのが今日の負けの原因」と振り返った。

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名和田は4-3-3の左インサイドハーフでトップ下気味にプレー。年上の世代がいるU-21アメリカ代表を相手に、持ち味である攻撃力を発揮した。前半は鋭いミドルや意表を突くパスでチャンスメーク。相手のパワーとスピードに慣れてくると、後半6分から2連続で決定機を迎えた。

一度目は相手の最終ラインの裏に抜け出し、相手GKとの1対1の形を作った。しかし、右足シュートは惜しくもポストに当たる。直後にもチャンスを作り出したが、今度はGKのセーブに遭った。

「あんな決定機を2本も外したら、それは試合には負けるよなという思いがある。悔しい気持ちは大きい」。前半のうちに喫した2失点に追いつくことができず、名和田は後半17分で途中交代。日本の韓国遠征初戦は0-2の黒星スタートとなった。

後半二度の決定機逸に反省点を見出す。「まずファーストタッチが決まっていなかった。(ボールを)置きたいところに置く重要さはわかっていたけど、それを実際に得点につなげることができなかった」。対峙したGKディエゴ・コッヘン(バルセロナB)とのわずかな反応の差に屈した形。「相手のGKが上回った」と肩を落とした。

神村学園高時代から世代屈指のアタッカーとして君臨。U-17日本代表のときにはU17アジア杯で得点王とMVPにも輝いた。ガンバ大阪に加入後は出場機会に恵まれず、代表活動から遠ざかっていたが、ここに来てACL2を戦いの場に徐々に結果を残す。準々決勝・ラチャブリ戦の2試合では1ゴール1アシストでベスト4入りに貢献。実戦感覚と自信を取り戻しつつある今だからこそ、名和田はその兆しを逃すつもりはない。

「(攻撃面は)やれて当然というのはあるけど、それプラスアルファ自分の特長を出さないと代表では生き残っていけないことはわかっている」

「今日スタメンでチャンスをもらって、結果を残せなかった。自分の中で悔しい気持ちはあるけど、まだ次チャンスがあるので。そこでもし出場できたときに何を残せるかで、これからも変わってくる。それはガンバでの活躍にもつながってくると思う。この活動のなかでひとつ結果を残して日本に帰りたい」

アメリカに敗れた日本は、中1日を挟んで29日のU-23韓国代表戦へ。名和田は次戦に向けて決意を新たにしていた。

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