2月を終えて見えた! Jリーグ総合評価ランキング8位。若手の積極起用が吉!? 新たな監督でパワーアップする名門

8位:ガンバ大阪

リーグ戦順位:4位(リーグWEST)

今季リーグ戦成績:1勝2PK勝1PK負

イェンス・ヴィッシング新監督を迎えたガンバ大阪は、ここまで1勝2PK勝1PK負とまずまずのスタートを切っている。

開幕戦ではライバル・セレッソ大阪との大阪ダービーをPK戦の末に制し、勝ち点2を獲得。熱気に包まれた一戦で新体制の初陣を勝利で飾った。

続く第2節の名古屋グランパス戦ではPK戦の末に敗れたものの、内容面では拮抗した戦いを見せ、その後は無敗をキープ。新体制のチームとしては、悪くない滑り出しと言えるだろう。

今季のガンバ大阪は、昨シーズンから大きくメンバーを入れ替えたわけではない。

大規模な補強に踏み切るのではなく、現有戦力の底上げとチーム全体の競争力向上に重点を置いた編成が特徴だ。

そうした方針の中で目立っているのが、若手選手の積極的な起用である。

その象徴とも言える存在が、南野遥海名和田我空といった若手アタッカーたちだ。

ダニエル・ポヤトス監督体制下では出場機会が限られていた選手たちに対し、ヴィッシング監督は積極的にピッチでの経験を与えている。

若い選手が思い切ってプレーできる環境を整えながら、チームの新たな可能性を引き出そうとしている姿勢がうかがえる。

そして、その起用に若手たちも結果で応え始めている。

南野は第3節・ファジアーノ岡山戦で貴重なゴールを挙げ、名和田もAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)で貴重な同点弾を記録。公式戦の舞台で確かな存在感を示し、指揮官の信頼に応えてみせた。

高いポテンシャルを秘めた若手を、明治安田J1百年構想リーグという厳しい舞台の中で戦力として確立させることは、ある意味でヴィッシング監督に課せられた重要なミッションでもあるだろう。

単に出場機会を与えるだけではなく、結果を伴う形で成長を促せている現状は、チームにとってポジティブな材料と言える。

一方で、課題も見えている。福岡将太佐々木翔悟といった守備陣に相次いで負傷者が出ており、最終ラインの層にはやや不安が残る状況だ。

この先のシーズンを見据えれば、このポジションのやり繰りは今後の大きなテーマとなりそうだ。

それでも、経験豊富なベテランと勢いのある若手がうまく融合すれば、チームとしての伸びしろは大きい。

まだチームとしては発展途上であり、戦い方の細部を詰めている段階ではある。

しかし、その過程の中で結果を残しながら前進できている点は評価に値するだろう。

新指揮官の下で進む世代融合のプロジェクトが、どこまでチームを押し上げるのか。

ここから先、ヴィッシング監督の手腕が本格的に問われていくことになる。

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