「かなり微妙な判定」「そりゃ取られるわ」Jリーグでファン物議の判定!”スクリーン”でゴール取り消し「サッカーがつまんなくなる」
【明治安田J1百年構想リーグ】ガンバ大阪 0-0(PK2ー3) 名古屋グランパス(2月15日/パナソニック スタジアム 吹田)
ガンバ大阪が自陣から流れるようなパスワークを披露し、最後はFWイッサム・ジェバリがネットを揺らした。しかし、ゴール前でのFW南野遥海のプレーがファウルと判定され、先制ゴールは取り消しに。この“スクリーンプレー”の是非を巡って、ファンからは様々な意見が巻き起こっている。
明治安田J1百年構想リーグ(WEST)の第2節でG大阪と名古屋グランパスが対戦。注目のシーンは0-0で迎えた26分に訪れた。G大阪が自陣から計16本のパスを繋いで右サイドを攻略。FW山下諒也が放った鋭いグラウンダーのクロスを、中央のMF倉田秋がスルー。奥で待ち構えていたジェバリが、左足でゴール左下隅へと完璧に流し込んだ。
美しい連携からの先制点にスタジアムのボルテージは最高潮に達したが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)との交信から、主審はOFR(オン・フィールド・レビュー)を実施した。確認の対象となったのは、シュートの直前、ゴール前で南野と名古屋のDF原輝綺が交錯した場面だ。リプレイ映像では、シュートコースを空けようとした南野の体が原と接触し、原がピッチに倒れ込む様子が映し出されていた。
解説の木場昌雄氏は「シュートを打つ前のところですよね。相手に対してブロックしたところがファウルかどうか。判定が難しいジャッジです。南野もおそらく意図的に相手をブロックしたような感じではなかったと思います。結果的に強い当たりにはなったと思うんですけど。ジェバリに対して、シュートコースを空けたイメージかなと思うんですよね」と分析。
実況の寺西裕一氏が「これがファウルになるのか、フットボールコンタクトということになるのか」と注目する中、モニターを確認した主審が下した判定は「ノーゴール」。南野のファウルにより、得点は取り消された。
この最終判断について、木場氏は「難しい判定だったと思います」と前置きした上で、「少し南野も間接視野で相手を見ていたかもしれない。身体を入れて相手をブロックしたような形。ジェバリに対してアプローチに行けない環境を作ったという見方はあると思います。(ファウルかフットボールコンタクトか)どちらとも言えると思います」と、審判側の視点にも理解を示した。
納得のいかないジェバリが首を振って不満を露わにし、異議を唱えた山下にはイエローカードが提示される事態となった。
この判定に対し、SNS上のファンからは「南野のこれファールって、これまでのサッカーのルール変わってもうてる」「FWとして普通のプレーやろこんなん」「かなり微妙な判定だな」「ただのスクリーンプレイだと思うんだけどな」「かわいそう」「南野のブロックがファールになるなら全部がファールになるだろ」「サッカーがつまんなくなる」「フットボールコンタクトやろ!」「南野が確保したスペースに名古屋DFが突っ込んできてぶつかってコケたんじゃないの?」「これじゃあ何もできない」と、守備側が不利すぎるという不満の声が続出。
その一方で、「あんなワザとらしくしたら、そりゃ取られるわ」「南野がボールに向かって動かずに原に向かって動いたからスクリーンとは取られないってことかな?」「ちょっと原の方に身体寄せに行ったのが印象悪く見えたんかな」「南野がそのまんま突っ立ってたらファール取られてないだろうな」「いくら後ろ側とはいえ、身体広げて原の進路を塞いだのがポイントだったか」「南野が棒立ちしてれば普通にゴールなので助かった」とジャッジの妥当性を主張する意見も見られた。
なお、試合は0-0のまま90分間を終え、PK戦を名古屋が3-2で制した。



