大阪ダービーの勝利の影に「PK職人」の存在あり。遠藤保仁コーチの見事な人選がガンバ大阪を勝ちに導く #エキスパートトピ

 2月7日に行われたJリーグ「百年構想リーグ」の開幕戦でセレッソ大阪とガンバ大阪が対戦。ヤンマースタジアム長居には42101人の観客が集いましたが、PK戦で勝利したのはガンバ大阪でした。

 キッカー5人が見事なキックを見せたガンバ大阪ですが、試合後の会見で筆者はイェンス・ヴィッシング監督にPK戦の戦略を質問しました。返ってきた答えは「遠藤さんは皆さんもご存知のように経験も豊富です。お任せしました」。かつての「PK職人」遠藤保仁コーチの目利きの確かさがヴィッシング監督の初陣での勝利に繋がった格好です。

エキスパートの補足・見解

 0対0のままPK戦に突入した今回の大阪ダービーですが、ヴィッシング監督が遠藤コーチにPK戦の人選を託したのは好判断でした。2024年にガンバ大阪でコーチに就任し、居残り練習では若手だけでなく、中谷進之介選手ら主力のシュート練習も指導している遠藤コーチは、選手のキックの特徴を知り尽くす存在。今回のPK戦では途中出場でフレッシュなイッサム・ジェバリ選手、デニス・ヒュメット選手、名和田我空選手が3人目までのキッカーを務め、4人目は中谷選手、5人目を安部柊斗選手に託しました。

 安部選手にPK戦直前の様子を聞くと「ヤット(遠藤コーチ)さんがボードを持って、マグネットで背番号が順番に置いてありました」とのこと。ちなみにセーブする立場の東口順昭選手には「頑張れ」という一言だけがあったとも。

 大阪ダービーで遠藤コーチが存在感を見せたのは今回が初めてではありません。2024年5月の大阪ダービーではダニエル・ポヤトス前監督が試合前のロッカールームで遠藤コーチに声かけを依頼。日頃はクールなレジェンドによる「このエンブレムを付けて、今日勝つのはアイツらじゃない」などの熱い言葉が刺激となってガンバ大阪は1対0で勝利しました。

https://news.yahoo.co.jp/users/expert/shimozonomasaki/articles?page=1

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