アジア杯GL無失点で決勝Tへ…一発勝負の怖さ知る荒木琉偉(G大阪)はリスク管理の徹底誓う「W杯のときみたいなことが起こらないように」

チームの無失点を継続させていく。“ロス五輪世代”U-21日本代表は16日のAFC U23アジアカップ準々決勝でU-23ヨルダン代表と対戦。2試合に出場して完封を果たしたGK荒木琉偉(G大阪)は「一番は3試合をクリーンシートで終われたこと。一番目指していた形なので、そこはよかった」とグループリーグを振り返った。

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2005年生まれ以降のU-21世代で構成された日本は、2歳上のU23アジア杯で快進撃を続ける。3試合を終えて10得点かつ無失点で、グループリーグを首位で通過した。被シュートも少なかったなかで、それでも守護神の貢献は大きい。荒木はDF陣を称えつつ、「個人的には(DFラインの)背後のケアやリスク管理は徹底していた。それに結果がついてきた」と手応えを口にした。

1年前のU20アジア杯で戦ったメンバーも多いが、1年間の経験を経て、今大会では余裕を持って戦えている。それでも、荒木に慢心はない。「ワールドカップのときみたいなことが起こらないように」と3か月前を振り返った。

昨秋にチリで行われたU-20ワールドカップでも、船越優蔵監督体制のU-20日本代表はグループリーグ3連勝で首位通過を果たしていた。しかし決勝トーナメント初戦でフランスと対戦すると、優位に試合を運んだにもかかわらず、延長後半終了間際のPKによる1失点で敗れた。

フランス戦でベンチスタートだった荒木。PK戦も考慮された状況で延長後半終了間際に献上したPKの場面から出場した。1本のPKを止められず、だからこそトーナメントならではの怖さを知る。

「トーナメントでは自分たちがボールを持ったとしても、先制点が決まらずに最後まで行ってしまう展開がある」。味方のゴールを信じ、自陣でのピンチの場面は作らせない。荒木は「僕らはリスク管理を徹底して、W杯のときみたいなことが起こらないように、絶対に無失点で行きたいという気持ち」と力を込めた。

グループリーグの中東勢に続き、準々決勝ではヨルダンと対戦。荒木は「グループリーグの相手よりも1段、2段とギアが上がってくる相手」と気を引き締める。「油断せず、いま日本がやっている形でやるべきことをしっかりやっていたら勝てる相手」。グループリーグの勢いをそのままに、頂点まで歩みを止まるつもりはない。

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