“ライバル&友”家長昭博→ケイスケホンダの「夢みたいな先制点」!柿谷曜一朗氏の引退試合で実現!「こんな世界線観たかったw」「激アツ一点目」
ケイスケホンダがゴールを決めた。アシストしたのは家長昭博だった。
今年1月に引退を表明したサッカー元日本代表FW柿谷曜一朗の引退試合「THE LEGEND DERBY YOICHIRO KAKITANI LAST MAGIC」が12月14日、ヨドコウ桜スタジアムで行われた。
■【動画】「こんな世界線観たかったw」柿谷曜一朗氏の引退試合で実現した“運命のライバル”家長昭博→ケイスケホンダの「夢みたいな先制点」シーン■
大阪ダービーを意識した「大阪ピンク」と「大阪ブルー」にチーム分けして行われた試合には、セレッソ大阪とガンバ大阪の新旧レジェンドたちが出場した。
「大阪ピンク」には、柿谷に加えて、乾貴士、香川真司、清武弘嗣、森島寛晃がいずれも背番号「8」を背負い、大久保嘉人などの引退選手たちだけでなく山口蛍、扇原貴宏、杉本健勇などの現役選手も参戦。対する「大阪ブルー」には、遠藤保仁、橋本英郎、安田理大、阿部浩之などの引退組に加えて、宇佐美貴史、昌子源、倉田秋、家長昭博、そして本田圭佑などが名を連ねた。
ホットラインが開通したのは開始3分だった。相手のパスを前線中央で本田がカットしてソールを使って背後の家長へ展開。ドリブルで左サイドへ抜け出した家長がボックス内からファーサイドへ柔らかいクロスを左足で上げる。相手DFの死角から本田が走り込み、右足でゴールに流し込んだ。
さらに前半5分には家長がゴールを奪って2−0。その後も家長と本田の2人が華麗なパス交換を重ねて攻撃する場面が多く見られ、ベンチに下がった宇佐美は試合途中のインタビューで「すごい感慨深い。例えば家長君と本田圭佑さんが一緒に試合に出てるのも、僕からしたらすごいいい」とファンの声を代弁した。
■「家長から本田はアツすぎる。」
この家長のアシストによる本田のゴールに対して、SNS上には「家長から本田はアツすぎる」「家長から本田という激アツ一点目」「本田家長は面白すぎる!」「本田ヒールパス→家長クロス→本田フィニッシュとかいう夢みたいな先制点」「本田圭佑と家長のパス交換。 フットボールファンとしては、やはり上がりますね。」「こんな世界線観たかったwww」などの声が寄せられた。
家長と本田は、ともに1986年6月13日生まれ。G大阪のジュニアユース時代にはチームメイトとして、そして同じ左利きの司令塔として競い合った。その後、家長はユースに昇格し、本田は星稜高校に進み、別チームでプレー。アンダー世代の日本代表で共闘し、ザックジャパン時代に同時に招集されたことはあったが、2人のコンビがA代表のピッチで実現することはなかった。
試合はその後、柿谷氏擁する「大阪ピンク」が反撃して4−3と勝利した。引退試合というエキシビジョンマッチではあったが、柿谷氏の極上のテクニックとともに、いつどんな時でも本気のケイスケホンダ、そして運命のライバルによる共演が印象的な90分だった。



