柿谷曜一朗「負けも覚悟した」真剣勝負の引退試合に勝利「この地には素晴らしいダービーがある」「セレッソ、ガンバの選手になることを目指してほしい」

今年現役を引退したサッカー元日本代表FW柿谷曜一朗引退試合「THE LEGEND DERBY YOICHIRO KAKITANI -LAST MAGIC-」が14日、ヨドコウ桜スタジアムで行われた。柿谷擁する「OSAKA PINK」とG大阪でプレーした選手が中心の「OSAKA BLUE」が対戦し、柿谷の2得点1アシストでOSAKA PINKが4―3で勝利した。

引退後のセレモニーで柿谷は「最後の本田圭佑さんのシュートを見てわかる通り、勝ちに来ていました。負けも覚悟しました。台本のない引退試合になったと思います」と語った。試合終了間際の本田のシュートは枠を捉えていたが、MF山口蛍(長崎)がスライディングで防いで試合終了。〝大阪ダービー〟の形で行われた引退試合で、所属したC大阪とライバルのG大阪、両クラブへのリスペクトを語った。

「今の子供達の夢が海外、プレミアやリーガになっているのは、レベルが上がったという事なんだと思います。でも日本には、この地には大阪ダービーという素晴らしいダービーがある。まずはそこで活躍してからでも遅くはないんじゃないでしょうか」

そう呼び掛けた柿谷は「今日来ている子供達はセレッソやガンバで、できればセレッソに来て欲しいですけど、まずはセレッソ、ガンバの選手になる事を目指してほしい。そしてセレッソなら香川真司の8番、ガンバなら宇佐美貴史の7番を取りに行ってほしい」と、両クラブが子供たちに憧れであってほしいと語った。

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