G大阪 イェンス・ウィッシング氏の監督就任を発表 31年ぶりドイツ人指揮官「すべてを捧げていきたい」

G大阪は12日、イェンス・ウィッシング氏(37)が来季からトップチームの監督に就任すると発表した。

クラブ公式サイトを通じ「このたび、イェンス ウィッシング氏が2026シーズンよりトップチームの監督に就任することとなりましたので、お知らせ致します」と発表。

ウィッシング氏はクラブを通じ「クラブ関係者の皆さま、ガンバ大阪を愛するすべてのファンの皆さま、そしてこのチームを深く想ってくださる皆さまへ。このたびガンバ大阪の監督に就任できることを、心より光栄に思うとともに、大変誇りに感じています」とコメント。

「ガンバ大阪は、日本において卓越したクラブであり、豊かな歴史、強い志、そして情熱あふれるサポーターによって形作られています」とし、「私の目標は、勇敢で、アクティブで、そして一体感のあるサッカーをもって、このクラブをさらに前進させることです。ガンバを一つの強いチームとして体現し、成功をつかむために、毎日すべてを捧げていきたいと考えています。この挑戦の始まりに胸が高鳴っていますし、皆さまと共に歩むこれからの旅を楽しみにしています」と決意を記した。

ウィッシング氏は、1988年1月2日生まれ、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州出身の37歳。ドイツのボルシアMG、パーダーボルンなどでプレーし、14年1月に負傷のため引退。指導者転身後はギーフェンベック(5部相当)で5年間監督を務めた後、ボルシアMG、PSV(オランダ)、ベンフィカ(ポルトガル)でアシスタントコーチを歴任した。

クラブにとっては95年のジークフリート・ヘルト氏以来のドイツ人指揮官となる。

3年間指揮を執ったダニエル・ポヤトス監督のラストマッチとなった前日11日のACL2ラチャブリ戦(タイ)をスタンドで観戦。シーズン移行に伴う特別大会『百年構想リーグ』でチームを作りつつ、同時に決勝トーナメント進出を決めているACL2制覇も狙う。

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