G大阪・高木和道コーチが関西1部・生駒の監督就任へ 播戸竜二氏が新社長
G大阪の高木和道コーチ(45)がVELAGO生駒(関西1部)の来季監督に就任することが11日までに決定的となった。複数の関係者が明かした。
生駒は今季8チーム中6位(3勝7分け4敗)。来季は主に歯科医療テクノロジーを手がけるSCOグループが筆頭株主となり、元日本代表FWの播戸竜二氏(46)がクラブ社長に就任する方向になっている。最短28―29年シーズンのJリーグ参入を見据える中、指導経験の豊富な高木氏に白羽の矢を立てた。
高木氏は18年の引退後、G大阪ユースや同ジュニアユースコーチを歴任した。23年からはトップチームコーチに就任。播戸氏とは神戸やG大阪でともにプレーした経験があり、互いを熟知しているのも大きい。G大阪の黄金期を知る2人が、奈良県二つ目のJクラブ誕生に尽力する。
◇高木 和道(たかぎ・かずみち) 1980年(昭55)11月21日生まれ、滋賀県野洲市出身の45歳。草津東―京産大を経て00年に清水入団。G大阪や神戸などでプレーし、18年に現役引退。19年からG大阪の強化アカデミー部スタッフ就任。ジュニアユースやユースコーチを務め、23年からトップチームコーチに就任。1メートル88、75キロ。利き足は右。



